シリコンは髪に悪いの?


目次

シリコンは髪に無害

 

テレビCMなどで、

ノンシリコンシャンプー」ってよく見かけますよね?

ノンシリコンシャンプーとは、

シリコンが入っていないシャンプーということです。

ノンシリコンがこんなに大体的に

うたわれているということは、

シリコンって髪にわるいの?って思ったかた。

そんなことはありません。

きちんと安全なものなので、

ながく使われています。

それを証拠に、

ちょくせつ肌にふれる哺乳瓶の乳首などに、

使用されています。

・シリコンってなに?

そもそもシリコン(正式名称:シリコーン)とは、

有機ケイ素化合物のポリマーのことです。

ん?、なんじゃそれって感じですよね。

ひらたく言うと、

めっちゃうすいツルツルの膜です。

毛髪科学の世界では、元素記号でケイ素(Si)

というものを含んだ構造式で表されます。

例えば下の図のような感じです。↓

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シリコン分子構造

このへんの化学的なことは、

またおいおいまとめていこうと思います。

・シリコンが使われる理由

シリコンは多くのシャンプーや、

トリートメントに使われています。

シリコン(ツルツルの膜)を髪につけると、

ゴワついていた髪や、

毛先がひっかかっていた髪が、

ツルツル・スベスベになるからです。

使われている製品は、

製品の裏面に、

ジメチコン、シクロメチコンなど、

○○メチコンや、

シクロペンタシロキサン、オクタメチルトリシロキサンなど、

○○シロキサンと書かれているので、

すぐに見つけることができます。

今使っているシャンプー・トリートメントの裏面を

確認してみてください。

ほら!書いてましたよね笑

ここまでくると、

シリコンって悪くないじゃん!!

って思いましたよね?

そう悪くないんです!!!

じゃあなんでノンシリコンがうたわれているの?

・使い続けるときは注意

シリコンをたくさん配合している

製品をつかい続けるときは注意がひつようです。

シリコンの膜がたくさん髪についてしまい、

ゴワついてしまったり、

カラーやパーマの浸透が弱まってしまうからです。

使いはじめて、数日はスベスベだったのに、

数週間たつと、ゴワつきや、

カラーの染まりやパーマのかかりが

弱くなってくる場合があります。

こんなときは、

シリコン入りシャンプー・トリートメントの

使用量をすくなくするか、

使用することをいったんストップしましょう。

つまり、シリコンは

使い方が大事ということです。

「まとめ」

シリコンはスベスベにする

膜のようなもので、

髪に悪いものではありません。

ただし使用し続けたときに、

ゴワついたり、

カラー・パーマの調子がわるくなったときは、

注意しましょう!!